水平線とは
水平線とは安値と安値、または高値と高値を水平に結んで引き得る線のこと
※やみくもに線を引いても全く意味がない
※なぜ水平線が有効で機能するのか理解をしよう
水平線の2つの種類
現在レートよりも下にひける安値と安値を結んだ水平線サポートライン(支持線)上に引ける高値と高値を結んだ水平線がレジスタンスライン(抵抗線)
水平線の名称
①サポートライン 安値と安値
②レジスタンスライン 高値と高値
レジスタンスとサポートの役割逆転
水平線は反転だけが特徴ではない
一度ブレイクすると今後は、機能が逆転するという特徴がある。
水平線の重要度は反転回数と時間足で決まる
例えば2回しか反転していない水平線と5回反転している水辺線では5回の方が重要ということになる。
また4時間足で引ける水平線と5分足でひける水平線とでは、4時間足の方がよりたくさんの投資家の意識が集まっているため重要度が高い。
水平線が機能する大衆心理とは?
水平線に限らず、テクニカル分析のシグナルが機能する理由は「世界中のトレーダーが同じものをみているため本質的な背景がある」
他のトレーダーが「水平線に近づいたら、買いを入れよう」と思い、何人も同じような考えのトレーダーがいれば実際にレートは、その水平線付近で反発するのです。
では、もし水平線を割ってしまったらどうなるのか?
それは、それまで買っていた投資家の損失を抱えてしまうことになるので、彼らの損切り注文、加えて新規で売りを仕掛けるトレーダーも参入し、一気にレートが下に下落します。
これが言わいる「水平線のブレイクアウト」と呼ばれるものです。
水平線の引き方
注意したいのが、「ローソク足のヒゲも考慮して引く」なぜなら海外のトレーダーは、ローソク足以外のバーチャートなどを使っている人も多く、その足の最高値と最安値に注目して線を引くからです。
※ヒゲを考慮しないと、他の投資家と異なるラインを引いている。
※水平線を引くときは、アバウトに考えよう!
丁度ぴったりにレートが水平線通りに動くことはまずない…。
〜水平線の正しい引き方〜
✓ひげも考慮して水平線を引く
✓他の投資家も注目していそうなラインを見つける
✓数PIPSの誤差は仕方ないのでアバウトに(少し大雑把にひく)
水平線を使ったトレード手法(理論編)
実際のトレードではリターンムーブと呼ばれる戻りに気をつけなければなりません。
基本的な戦略
・水平線の反発を狙ったエントリー
・水平線のブレイクを確認してのエントリー
・ダマシになる可能性を考慮
・サポートラインをブレイクした瞬間に多くの売りを仕掛ける。するとしばらくして売ったトレーダーの利益確定の買いにより元のサポートラインの水準まで戻るケース(リターンムーブ)よく現れる。
初心者にオススメのトレード手法
最初のブレイクでトレード金額の全額ではなく、半額のロットでエントリーし、玉を残しておく
また、リターンムーブの発生もよく起こるパターンなので、リターンムーブ後の第二波だけを狙って取引するのも手堅い手法の一つです。
水平線を用いたトレード手法(実践編)
買いで入る場合
レートが水平線に到達し、そこでレートが反発したのを確認してエントリーします。
間違っても水平線に達した瞬間にエントリしてはいけません
なぜなら、そのままブレイクしてしまう可能性があるからです。
売りで入る場合
水平線を勢いよく下抜けた瞬間にエントリーただし
その後の戻り、(リターンムーブ)が起こる可能性があるので、ここでトレード金額の全額でエントリーするのはリスクが高い。
戻りを待ってそこで水平線に再度跳ね返されたのを確認してエントリーするのが手堅いトレード手法。